束にしたときのミミズが、一体どこに消えているのか。
以前からミミズ失踪の謎を追っていた俺は、図書館で興味深い日誌を見つけた。
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日誌は、拙い文字でこう書きだされていた。

「けえかほおこく1」

内容は、日々の生活のこと、仕事のこと、そして通っている施設などのことが淡々と書かれていた。
日誌の著者は、チャーリー・ゴードン、32歳でドナーパン店で働いているという。

読み進めると、とある研究所で、ミミズが実験用に飼育されているとの一文を見つけた。
ミミズの名前は「ミミジャーノン」迷路にも迷わない高い知能をもつミミズらしい。

もしや、この研究所は秘密結社ゲーモンの息のかかった組織なのではないだろうか、もしそうなら、大量に失踪したミミズ達は、ここで実験され、怪人製造の材料にされているのではないだろうか。

俺は妙な胸騒ぎを抑えつつ、さらに日誌を読み進めた。

日誌には、著者が手術を受け、自身の知能が飛躍的に上昇していく様子、またそれにともなう自身の変化。後遺症による知能の後退、心の葛藤などが書かれていた。

ミミジャーノンは、ある日突然死んでいたそうだ。
死んでしまったミミズを焼却炉に投げ入れるのを忍びなく思った著者は、お墓を作り埋めてあげたのだという。

知能が後退し、まともに本も読めなくなった著者が、最後にこう綴っていた。

「ついしん。どーかついでがあったらうらにわのミミジャーノンのおはかに花束をそなえてやてください。」

俺は表現し難い気持ちのまま、そっと日誌を閉じてこうつぶやいた。

「ミミズの失踪関係ないんかーい」

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